不動産について

家族をハッピーにするとは限らない首都圏の住まい購入

近年、大都市圏、中でも、首都圏で人気の出ているスポット地域の不動産価格が上昇傾向を見せています。
元々、首都圏では地価の高いことから不動産を購入しようとすれば住宅の建築費用の2倍以上もかかることが珍しくありません。
従って、一般的な340代のサラリーマンが不動産を購入する場合、自己資金ではとても足りないので多額のローン融資に頼ることになります。
しかも、年収の56倍を超える融資を受けるとローン返済に注ぎ込む負担が大きくなります。
このため、趣味やスポーツ、あるいは旅行等、費用のかかる楽しみを減らした生活を送らざるを得なくなります。
不動産購入にはそれほどの大金をつぎ込まなければならないわけですから、首都圏の不動産が大きな価値を持っているといえます。
この価値のお陰で、首都圏では交通の利便性が良く、ショッピング街あるいは、金融機関や医療施設等、買い物や日常生活で必要とする施設が揃っていて、快適な都会生活が送れるわけです。
一方で、家族全員が費用のかかる楽しみや行動を我慢する生活をしなければならないことを考えると、所有する不動産の価値が家族をハッピーにするばかりとは限らないといえます。

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